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第72回シンポジウムのご案内

「美しき機能パッケージングを目指して」−魅力・感動あるパッケージデザインする方法を考える-

視覚や触覚などを通じて人間の感性に訴える美しく魅力・感動ある機能性パッケージデザインの実現のために、包装・容器分野においても設計・評価のCAE(Computer Aided Engineering)化が進みつつ、デジタル印刷や3Dプリンターによる迅速な試作品製作や工業生産が行われています。その先進的な事例をデザインプロセスの視点、3Dデジタルデータ処理と3Dプリンターによるモノづくりの革命の視点、感性付加価値を創造できる素材や加飾技術の視点と、デザイナー視点での3D−CAD・3Dプリンターを活用したデザインアプローチについてご講演いただきます。

担当幹事:本田 智彦(旭化成)、高木 雅広(エクサーチ)、鈴木 英哉(花王) 
主催 :日本包装学会
協賛 : (公社)日本包装技術協会
後援 :(一社)日本食品包装協会、軟包装衛生協議会、(一社)日本接着学会、(公社)日本食品科学工学会
開催日:平成29年2月28日(火)10:00〜16:40
会場:きゅりあん 6F 大会議室 (東京都品川区東大井5-18-1(JR大井町駅前) →地図を表示
〒140-0011 東京都品川区東大井5-18-11(JR大井町駅前)  電話: 03 (5479) 4100

交通のごあんない :

JR・東急・りんかい線 大井町駅下車
駐車場がありませんので車でのご来場はご遠慮願います。

参加費:

維持会員15,000円(注1)、企業に属する個人会員12,000円、その他の個人会員及び学校・公的機関の会員7,000円、エキスパート会員 2,000円、学生2,000円、非会員20,000円(注2)をお振り込み下さい。

(注1)企業会員で1社2名以上申込まれた場合は、更に1名が無料になります。4名以上の場合は  1名につき10,000円の追加で参加できます。
(注2)申込み時に会員登録(年会費8,000円)をしていただければ、個人会員として参加できます。


定 員:100名


振込先:

銀行名=みずほ銀行兜町支店
口座名=日本包装学会、普通 No. 1491899

※参加料の払い戻しはいたしません。代理の方の出席は差し支えありません。
※参加申込みの方には参加証を送付致しますので、当日受付にご提出下さい。
※会員・非会員・学生の種別を記入されない場合は、非会員扱いとさせていただきます。

申込先:

申込締切:平成29年2月17日(金) 先着順にて締切
HP申込みの方は下ボタンをクリックして申し込みください。
お問合せ先
日本包装学会 「第72回シンポジウム」 係
〒169-0073 東京都新宿区百人町 1-20-3 バラードハイム 703
TEL(03)5337-8717 FAX(03)5337-8718
メールアドレス:office@spstj.jp

プログラム:

10:00〜11:10 「仕事の仕方・デザインプロセスの革命 〜デライトデザインのすすめ〜」
東京大学大学院工学系研究科精密工学専攻
特任研究員 大富 浩一 氏
ものづくりにおいてデザイン(創る)、設計(作る)、生産(造る)は三位一体で進めるべきものである。一方、21世紀に入って物質的充足が限界に達し、精神的充足にものづくりの重心が移るにつれ、デザインの比重が増している。デライトデザインはこれを具現化する考え方、手法であり、これを実践するには仕事の意識改革が必要である。
11:20〜12:20 「3Dデジタル技術が可能にする美しい機能性加飾技術の追求」
株式会社 ケイズデザインラボ
代表取締役 原 雄司 氏
3Dデジタルデータをフル活用し、プロダクト製品に多彩な質感表現を施す表面加飾技術「D3テクスチャー®」を開発し企業へ提供しています。デザイン検討から試作検証、金型成型までデータを活かすフルデジタル化により、美しさやデザイン性・機能性の追求ができるようになりました。その強みと開発の歩みをご紹介いたします。
13:20〜14:20 「美しいデザインには理由がある」
澄川伸一デザイン事務所
代表 澄川 伸一 氏
人が美しいと感じる形や色には、そのデザインを掘り下げていくと必ずそれぞれの理由があることに気づく。実例を紹介しながら、いろいろなデザインを考察していく。
14:30〜15:30 「モノづくりのプロセスを革新する3Dプリンティングソリューション
最新の市場動向と活用事例 」
株式会社 ストラタシス・ジャパン
代表取締役社長 片山 浩晶 氏
スピードと競争力が求められるマーケットにおいて、3Dプリンターは試作品そのものをプリントするという従来の利用法から、モノづくりのためのツールとして広がりを見せています。デザイナーの想像力と柔軟な発想であらたに活用が進む3Dプリンターのメリットを国内外のトレンドや活用事例を交えてご紹介いたします。
15:40〜16:40 「視覚・触覚に訴える感性価値を実現できる色・素材と加飾技術」
長瀬産業株式会社 カラー&プロセシング事業部
営業課 課統括 福田 浩之 氏
カラーコーディネーター 水科 智美 氏
最近のモノづくりにおいて 『感性価値』に着目が集まっています。感性価値がある商品は、人の五感に働きかけ 満足感や安心感ドキドキ感を与えます。創業から180年以上に渡り化学品商社として蓄積してきた情報を駆使し、視覚や触感で感性価値を感じるプレミアムな色・素材や加飾材料の実例をご紹介いたします。