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シンポジウムのご案内

「環境を取り巻く国際動向とパッケージの潮流を考える」

国連で採択された持続可能な開発目標(SDGs)にもみられる“持続可能な社会”構築に向けての動きに呼応して、包装の世界においても環境動向に適合したパッケージが求められている。本シンポジウムでは、環境を取り巻く国際動向の最新情報と、これを踏まえた今後のパッケージの潮流について考えていきたい。

担当幹事:小谷 直己 (TOPPAN) 、平野 雄太(森永乳業)、石井 裕介(吉野工業所)

主催 :日本包装学会
協賛 : (公社)日本包装技術協会
後援 :(一社)日本食品包装協会、軟包装衛生協議会、(一社)日本接着学会、(公社)日本食品科学工学会
開催日:2024年6月14日(金) 9:50〜16:20
会場:きゅりあん 6F 大会議室
東京都品川区東大井5-18-1(JR大井町駅前) TEL:03-5479-4100

交通のごあんない :

JR・東急・りんかい線 大井町駅下車
駐車場がありませんので車でのご来場はご遠慮願います。

参加費:

維持会員15,000円(注1)、企業に属する個人会員12,000円、その他の個人会員及び学校・公的機関の会員7,000円、エキスパート会員 2,000円、学生2,000円、非会員20,000円(注2)をお振り込み下さい。
※参加費は全て税込価格です。

(注1)企業会員で1社2名以上申込まれた場合は、更に1名が無料になります。4名以上の場合は1名につき10,000円の追加で参加できます
(注2)申込み時に会員登録(年会費8,000円)をしていただければ、個人会員として参加できます。


定 員:90名


振込先:

銀行名=みずほ銀行兜町支店
口座名=日本包装学会、普通 No. 1491899

※参加料の払い戻しはいたしません。代理の方の出席は差し支えありません。
※参加申込みの方には参加証を送付致しますので、当日受付にご提出下さい。
※会員・非会員・学生の種別を記入されない場合は、非会員扱いとさせていただきます。


申込先:

申込締切2024年6月5日(水) 先着順にて締切
HP申込みの方は下ボタンをクリックして申し込みください。
お問合せ先
日本包装学会 「第91回シンポジウム」 係
〒169-0073 東京都新宿区百人町 1-20-3 バラードハイム 703
TEL(03)5337-8717 FAX(03)5337-8718
メールアドレス: office@spstj.jp

プログラム:

9:50−10:50 「ケミカルリサイクルPETのあゆみと海外動向を含めた展開」

(株)JEPLAN 尾 正樹 氏

独自のPETケミカルリサイクル技術を用いて、ペットボトルやポリエステル繊維に係る資源循環の事業を展開している。この独自技術は、これまでリサイクル困難とされた色付きボトルや多層トレイ、包装フィルムなどの廃PETもリサイクルが可能であり、事業の世界展開を視野に入れる中、現状の最新動向についてお伝えする。

11:00−12:00 「各国・地域における包装に対する環境規制について」

(株)パッケージング・ストラテジー・ジャパン 森 泰正 氏

EUでは昨年11月に包装・包装廃棄物法令(PPWR)が欧州議会で可決された。これは欧州に留まらず、国連のプラスチック条約の政府間交渉(INC)や、全米の州議会の生産者拡大責任(EPR)法制定の議論にも影響を与えている。こうした包装に対する世界の環境規制の潮流を踏まえ、日本の包装業界はどうすべきかを考える。

13:00−14:00 「持続可能な社会の実現に向けてパッケージにできること
〜市場動向と環境価値を意識した戦略策定〜」

TOPPAN (株) 高田 康太郎 氏

世界で脱炭素や資源循環の動きが進む中、日本でも社会や企業は急速に変化している。特に「商品」の包装資材はプラスチック製品が多く環境配慮が求められている。メーカーや消費者に「環境価値」を示しながら、マーケティングで全体を変革する戦略が必要である。TOPPANが考える戦略を共有し、環境に配慮した包装資材の重要性を探る。

14:10−15:10 「ボトルtoボトルを取り巻く環境の変化」

遠東石塚グリーンペット(株) 青木 聡 氏

近年のボトルtoボトルを取り巻く環境の変化は目まぐるしいものがあり、注目度はとても高くなっていることを感じている。そこで、弊社の経歴と国内最大スケールでボトルtoボトルを行ってきた視点で、取り巻く環境の変化をお伝えする。

15:20−16:20 「持続可能な食料システムとテトラパックの方向性」

日本テトラパック(株) 鍜治 葉子 氏

食料システムは経済、社会そして環境に深く関わっており、エネルギーに次いで気候変動に大きなインパクトをもつと推定されている。本講演ではより持続可能な環境、社会経済を目指す上で重要な役割を果たす包装容器システムとヨーロッパを中心とした規制、およびテトラパックの方向性を取り上げる。


◆注意・禁止事項

※その他、申込方法の詳細につきましたては、日本包装学会ホームページ(https://www.spstj.jp/)をご覧下さい。
※本シンポジウムの個人情報の取り扱いについては、日本包装学会が定める個人情報保護方針に沿って適切に管理いたします。当学会HP(https://www.spstj.jp/privacy.html)「個人情報の保護について」をご覧ください。ご登録頂いた個人情報は本イベントの運営管理、次回開催(シンポジウム、年次大会)のご案内に使用させていただきます。