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過去のシンポジウム

第53回 −環境の取り組みにおける包装の役割ー


近年、環境問題はいうまでもなく世界的に重要な問題であり、産業界においても環境負荷を低減する取り組みは無視することの出来ない問題である。包装という分野においても、包材使用量削減、石油資源枯渇防止、二酸化炭素排出量削減等の取り組みは鋭意行われており、注目がなされている。 今回のシンポジウムでは、この各種の環境における取り組みにおいて、包装がどう関わり、どう貢献しているか、また企業の代表的な取り組み等の紹介を行い、今後のあり方について考え、議論したいと思います。
担当幹事:原納 成伸(味の素)、石川 豊(食品総合研究所)、石原 智幸(吉野工業所)

日時 :平成22年10月22日(金) 10:00〜17:00
主催 :日本包装学会
協賛 :(社)日本包装技術協会
後援 :日本食品包装研究協会、軟包装衛生協議会、日本接着学会、日本食品科学工学会
会場:きゅりあん 6F 大会議室 →地図を表示
〒140-0011 東京都品川区東大井5-18-11(JR大井町駅前)  電話: 03 (5479) 4100

プログラム:

10:00〜11:30 「プラスチック製容器包装の役割から見た容リ法 −包装容器製造事業者としての取組を通して−」 
日本ポリエチレン製品工業連合会 専務理事  戸上 宗久 氏
容器包装は中身の保護が第一の使命である。輸入原油の約90%は最終エネルギー。石油化学とりわけプラスチックの社会貢献は極めて大きい。PE連合会として、これまでの様々な活動の中で、プラ容器包装の事例等を踏まえ、役割や環境への貢献を明らかにしてきた。諸活動から見えてきたものを中心に、容リ法に言及する。

12:30〜14:00 「プラスチック容器包装のカーボンフットプリント」
 
中央化学(株) 広報・CSR室環境政策部長 久保 直紀 氏
環境負荷低減、温暖化防止対策の一つとして、俄かに注目されてきたカーボンフットプリント制度。消費者向けに、様々な製品やサービスに、当該製品等の全ライフサイクル段階でのCO2排出量を算定する仕組みだが、中間材である容器包装でも、この制度への対応準備が進んでいる。特にプラスチック容器包装でのCO2算定と制度の概要と業界の仕組みについて報告する。
14:10〜15:30 「サントリーの環境への取り組み」
 
サントリーホールディングス(株) エコ戦略本部エコ戦略部長 内貴 研二 氏
サントリーは2005年に「水と生きる」をコーポレートメッセージに掲げた。創業以来、ウイスキーやビールの製造にあたって「天然水」にこだわってきた企業として、有限で貴重な資源である「水」に対する真摯な取組みを社会に約束するためである。水への取組みを中心に環境活動全般を説明する。

15:40〜17:00 「植物由来ポリエチレンについて −世界初2011年商業生産開始−」
 
豊田通商(株) 事業開発部 北居 寿章 氏
環境問題を背景に、植物由来原料の需要が拡大する中、2003年より『サトウキビ由来ポリエチレン』の開発をBraskem社(ブラジル)と進めてきたが、2011年の商業生産開始まであと3ヶ月となった。今回、当ポリエチレン開発のコンセプトや特長、包装材への展開の可能性およびPJの最新情報について紹介する。